立ったままバックでセックスするという体位「立ちバック」は挿入が深くなり、ペニスが奥まで届くので男女共に人気の高い体位です。とあるアンケートで「立ちバックは好きですか?」と質問した結果、女性の61%が「はい」と回答。かなり人気の高い体位だということがわかりますよね。しかし、その一方で39%の女性は「いいえ」と回答しています。このことからもわかるように、立ちバックに苦手意識を持っていたり、あまり気持ちよくない、好きじゃないという女性も存在しています。
でも、せっかくセックスをするなら気持ちよくなりたいですよね。まるで動物のような体位の立ちバックはマンネリ解消にも良いとされており、普段からマンネリ対策としても様々な体位でのセックスは行いたいもの。そこで今回は、立ちバックでのセックスでもっと気持ちよくなるためのコツを5つご紹介させていただきたいと思います。コツをつかめば今まではあまり楽しむことが出来なかった立ちバックも今まで以上に楽しむ事ができるようになるはずですよ。それではご紹介させていただきたいと思います!
目次
立ちバックはどうして人気?男女別の理由
立ちバックでのセックスは男性にも女性にも人気のセックスの体位ですが、好きな理由は異なっています。立ちバックのコツをご紹介する前に、立ちバックが人気な理由を男女別にご紹介させていただきたいと思います。
まず、男性に立ちバックが人気の理由からご紹介させていただきたいと思います。男性が立ちバックが好きな理由はなんとなく想像がつくのではないでしょうか?数あるセックスの体位の中でも最も野性的、動物的だと言われている立ちバックでのセックスは男性の征服欲を満たすことが出来る体位です。女性の腰やお尻を掴んで挿入するため、女性を「手に入れた」と感じることも出来ます。ピストン運動の際に生じる「パンパン」という音も男性の征服欲を満たすことに繋がるのです。更に、立ったまま行うことが出来る立ちバックはベッドがない場所でもセックスを行うことが出来ます。トイレ、キッチン、玄関、屋内など、普段セックスをしない場所でセックスを楽しむことができるという部分も男性からの人気が高い理由です。
女性が立ちバックが好きな理由は、男性とは全く逆になります。男性に責められていることで「支配されている」と感じることができるのです。Mっ気のある女性からすると信頼されている男性から立ちバックで情熱的に責められるのはより興奮してしまうのではないでしょうか?また、立ったままの挿入のため、他の体位では味わえない快感を得ることも可能です。膣内の上壁部あたりにあるGスポットに直接刺激が当たりやすい立ちバックは女性が快感を得やすい体位でもあるのです。そして、男性と同じく自由自在にシチュエーションを変える事ができるというのも立ちバックでのセックスの大きなメリットではないでしょうか。普段マンネリ気味だというカップルも今までセックスをしたことがないような場所でセックスをすると盛り上がってしまうもの。キッチンで料理をしている時や、家に帰って来て玄関でそのまま、夜景の見えるホテルの高層階で夜景を見ながら窓辺で立ちバックなど、普通ならなかなか味わう事ができない刺激的なセックスを味わうことが出来ます。
立ちバックが苦手な理由って?
逆に、立ちバックが苦手な理由は何でしょうか?実は女性だけじゃなく、男性の中にも立ちバックが苦手だという人が存在しています。人気の理由はなんとなくわかるけど、苦手な理由はわからない…そんな人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?これからそんな人のために立ちバックが苦手だという人の意見をご紹介させていただきたいと思います。
まず、立ちバックが苦手な理由の一つに「疲れる」ということがあります。立ちバックは体勢を維持するために気を遣います。もしも体勢を崩してしまったら転んでしまいますよね。そんなことになったら大変です。そうならないためにも転ばないようにバランスを取ったり、意識する必要があります。それが大変なあまりセックスに集中出来ず、気持ちいいよりも疲れるという気持ちのほうが大きいという人も存在しています。人間のセックスは「正常位」という一番スタンダードな体位がありますよね。動物ならまだしも、普通人間がすることない立ちバックはどうしても疲れてしまいます。ベッドで行うセックスよりも立ちバックの方が疲れてしまうのは当たり前ですよね。
また、もう一つの理由として「すぐに抜けてしまう」もあります。日本人女性は膣が下についている場合が多いとされていますが、個人差があります。膣の位置は人によっては違うので、どうしても角度によって挿入しにくかったり、抜けてしまいやすかったりするのです。更に、人にもよりますがお尻のボリュームによって挿入が浅くなっているという場合も考えられます。女性が立ちバックが好きだったり、感じやすいという場合は愛液の分泌が多くなり、それによって滑りやすくなりすぐに抜けてしまうということも考えられます。
上の2つの理由は立ちバックを行う上での悩みですが、「そもそも立ちバックを出来たことがない」というカップルも存在しています。あまりにも身長差がある場合など、物理的にどうしても立ちバックをすることが出来ないという場合です。このようなカップルが立ちバックを成功させるためにはセックスの際に工夫を行うことが必要だと言えるでしょう。
立ちバックをもっと気持ちよくするためのコツ5つ
それではここからはいよいよ立ちバックを気持ちよくするためのコツについてご紹介させていただきたいと思います!人気の体位で、男女共に好きだと言う人が多い立ちバック。せっかく立ちバックでセックスするならお互いに気持ちよくなりたいですよね。今は立ちバックが苦手だという人も、コツを掴むことでもしかしたら立ちバックが大好きになるかもしれません。今回はそんな、立ちバックのコツについて詳しくご紹介させていただきたいと思います。立ちバックが大好きでもっともっと気持ちよくなりたいという人も、立ちバックが苦手だけど気持ちよくなるようにしたいという人も是非これからご紹介する方法をチェックしてみてくださいね。
立ちバックを気持ちよくするコツその1「ヒールを履く」
まず、立ちバックでのセックスがあまり上手くいかない、抜けてしまうという人は女性がヒールを履くのもおすすめです。一般的には男性の方が女性よりも身長が高い傾向がありますよね。だからこそ立ちバックでのセックスが出来ないというカップルも存在しているんです。なんとか挿入することが出来たとしても、上手く動かす事ができずに抜けてしまう、全く気持ちよくないのでは立ちバックをしている意味がありませんよね。しかし、そんな身長差が原因で立ちバックでのセックスができないというカップルも、女性がヒールを履くことで身長差を調節出来るため、挿入の角度を変えることが出来るのです。角度が変われば感じ方も変わるため、今まではあまり立ちバックで感じることができなかったという人も、今まで以上に気持ちよくなることが出来るかもしれません。
立ちバックを気持ちよくするコツその2「ソフトSMを楽しむ」
立ちバックは立ったまま男性が女性に覆いかぶさり、後ろから挿入するという野性的で動物的な挿入スタイルです。立ちバックは英語で何ていうか知っていますか?立ちバックは「standing doggy(スタンディングドギー)」と呼ばれています。バックの体位は「doggy style(ドギースタイル)」と呼ばれており、立って行うドギースタイル(犬のやり方)という意味なので、立ちバックにはぴったりの名前と言えますよね。
立ちバックを気持ちよくするコツその3「着衣のままする」
とても野性的な体位である立ちバックは男性は征服欲を、女性は被虐欲を満たすことができる体位です。履いているストッキングを破ったり、スカートをめくったりズボンをずり下ろしてパンティを脱がずにずらして挿入したりと、いつもとは違う刺激的なセックスにつなげることが出来ます。心を許すことが出来る男性が相手の場合、このようなちょっと乱暴な感じのシチュエーションも女性にとっては興奮に変わるものですよね。あなたも彼もそのようなシチュエーションに興味があるという場合は着衣のまま立ちバックをしてみるといいかもしれません。
立ちバックを気持ちよくするコツその4「ガラスや鏡を利用する」
普段から立ちバックをしていてある程度慣れているという方はまた普段とはちょっと違う立ちバックセックスを楽しんで見るのはいかがでしょうか?鏡やガラスを利用するといつもとは違う興奮を味わうことが出来ます。ガラスに女性がべったりと身体をつけた状態で挿入するととてもエッチな感じになりますよね。また、大きな鏡があるという場合は鏡の前で立ちバックをしてもいいと思います。自分たちがセックスしている姿をみるということはなかなかないですよね。しかし、中には自分たちのセックスしている姿を録画しているという人も居ます。そこまでしなくても、鏡があればセックスをしている自分たちを見ることが出来るので、興奮することが出来るはずです。
立ちバックを気持ちよくするコツその5「何かに掴まる」
立ちバックで上手くバランスが取れないという方は何かに掴まうようにするのがおすすめです。安定感があれば男性もより自由に動くことが出来るため、女性も快感を得やすいと言えます。ただし注意点として、不安定な場所や壊れやすい場所に掴まるのは危険なので、しっかり安定している場所に掴まるようにしましょう。
まとめ
立ちバックについてご紹介させていただきました。数ある体位の中でも最も動物的な立ちバックはとても人気のある体位の上、男女共に快感を得やすいという特徴があります。是非コツを押さえて今まで以上に気持ちのいい立ちバックを行ってみてくださいね。